SOLUTION CASE
D-7 高齢男性の死亡事故で裁判で4600万円の賠償が認められた事例
受任前 賠償額未提示 刑事裁判の一審で加害者に実刑判決
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受任後 民事裁判では判決で約4600万円の賠償が認められた事案
依頼者 事件当時60代男性の長女、二女の方
事故状況
被害者が原動機付自転車で直進していたところ、後方から飲酒運転で大幅に速度超過した自動車に追突され死亡したという事故で加害者は救護措置を取らずに逃走した。
負傷部位/傷病名/入通院経過
頭部多発骨折により死亡
事案の詳細
依頼者の方は、飲酒運転で大幅に速度超過した自動車に追突されなくなった男性の長女と次女の方でした。損害賠償額の提示前に刑事裁判が先行しており第一審の判決では実刑判決が出て確定し、これから民事事件が進んでいくという段階で来所されました。
飲酒運転、大幅な速度超過という極めて悪質な運転態様に加え、事故後もなんら救護措置をとることなくひき逃げしており、大切なお父様を亡くされた被害感情は当然のことながらとても強く示談はしたくない、ということで民事訴訟を提起しました。
飲酒運転、大幅な速度超過、ひき逃げという極めて悪質な事案であること、ご遺族の方の最愛のお父様を失った悲しみを主張し、判決は、慰謝料について一般的な独居男性の死亡慰謝料2200万円を超える2800万円を認定し、総額4600万円の支払いを命じるものでした。いくら賠償金が支払われてもご遺族の方の苦しみ、悲しみが癒えるものではありませんが、裁判で一つの結論が出たことで前に進んでもらえればと切に願います。
受任前の提示額 未提示
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受任後の合計取得金額(判決) 4600万円