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福岡 交通事故相談INFO交通事故の損害の項目について
交通事故に遭って怪我をすると治療費がかかります。また通院する際には交通費がかかります。仕事を休むと収入が減ります。このように交通事故に遭うといろいろな損害が発生します。
交通事故に遭うと支出が増えたり収入が減ったりといった財産的な損害が生じます。また、入院や通院を余儀なくされることで精神的な苦痛を受けるので精神的な損害も生じます。
財産的損害には、交通事故に遭ってお金が出ていく積極損害と入ってくるはずのお金が入ってこなくなる消極損害があります。
交通事故でお金がでていってしまう積極損害としては、治療費、通院交通費、入院した場合の雑費、入院や通院の際の付添費用、後遺障害が残って将来的に介護を受ける必要が生じた場合の将来介護費、死亡事故の場合の葬儀費用などがあります。
入ってくるはずのお金が入ってこなくなる消極損害には、交通事故で働けずに給料が減ったり、働けないことで自営業の収入が減ってしまったことによる損害である休業損害があります。主婦の方が家事労働に支障を生じた場合にも休業損害を請求することができます。
また、交通事故で後遺障害が残ったことで将来入ってくるはずの収入が入ってこなくなる損害を後遺障害逸失利益といいます。同様に交通事故で亡くなったことで将来入ってくるはずの収入が入ってこなくなる損害を死亡逸失利益といいます。
交通事故にあったことで賠償してもらえるのは財産的損害だけではありません。入院や通院を余儀なくされることで精神的な苦痛を受けた場合には傷害慰謝料を、後遺障害が残ったことで精神的な苦痛を受けた場合には後遺障害慰謝料を、死亡事故の場合には死亡慰謝料を請求することができます。